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売上げに直結する「見出し」を作るコツ

こんにちは、牧野です。
初めに・・・ブログの内容とは関係ありませんが、九州各地で水害の被害に遭った方々を思うと胸が締めつけられます。これ以上の被害がないことを心より祈っております。

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今回は、お店やサロンの「チラシ」や「投稿のタイトル」の「キャッチコピー」を作るときの「強い言葉」の使い方をお伝えします。

技術やサービス以外で「売上げ」に直結することですので、ぜひ、ご一読ください。

 【目 次】

 

1.言葉の順番の効果

まずは、例文を見てください。

「簡単に書けるキャッチコピーで、売上げが3倍になった」
「売上げが3倍になった、簡単に書けるキャッチコピー」

「1日1回飲むだけのサプリ、3ヶ月間で-18kgを実現」
「3ヶ月間で-18kgを実現、1日1回飲むだけのサプリ」

いかがでしょうか?

Bのほうがインパクトあると思いませんか?

使っている言葉も内容も全く同じです。

ただ、順番が違うだけです。

今回は、なぜ強い言葉を頭に持ってくるとインパクトが強くなるのか、その理由を説明します。

 

2.脳はストレスに弱い

ほとんどの人は、文章を読むときは文が切れる「。」(句点)までの言葉を、脳に記憶しながら読んでいます。

ようするに、脳に記憶している間は、脳に負担(ストレス)をかけているのです。
(なので一文が長いと「疲れる」「読みづらい」と思ってしまう)

だからこそ、脳に負担が少ない「読みだし時(文章の初め)」に強い言葉を読ませておくのです。

こうすることで、一文全体のインパクトを強くすることができます。

また、強い言葉を脳に記憶させることで、読者の関心を引くことができ、続く文章を最後まで読ませることができるわけです。

 

3.見出しやタイトルの意味

コピーライティングの世界では、こんな言説があります。

「キャッチコピー(タイトル・見出し)は本文の一行目を読ませるためにある。一行目は二行目を読ませるためにある。1ページ目は2ページ目を読ませるためにある」と。

これに私が加えるとしたら「文の先頭は、お尻まで読ませるためにある」です。

強い言葉を頭に持ってくることの効果に気づいたのは、5年ほど前です。

折込み広告を出していたとき「無料」という文字を頭に持ってくるかこないかの違いだけで、反響率に差が出ること気づいたのです。

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それからは、強い言葉をできるだけ前に持ってくるようにしました。

経験上、キャッチコピーでもタイトルでも本文でも、何にでも当てはまる原則です。

「たった、それだけで!?」と思われるかもしれませんが、たったそれだけです。

とても簡単なコツですが効果絶大です。ぜひ、お試しください。

 

4.売上げを叩き出す広告の書き方

あなたは「自分の店の広告」を出したいと思っていますか?

出したいと思っているなら、以下を読んでください。

ここからは「読まれる広告の裏テクニック」を公開します。

この記事を読んだ後なら、広告も・チラシも・ポップも・DMも、今まで以上に見込み客の興味を引きつけられるでしょう。

当然、売り上げは嫌でも上がり、広告を出す度に安定した集客が望めます

もし、運悪く読まれなかったら、今のままです。

いや・・・

他のライバルが読んでいたら、同じ商圏の見込み客を持っていかれ、痛手を食ってしまうでしょう。

すると経営は漏れなく火の車です。

では「いったい広告をどうすれば良いのか」ということですが・・・

 

5.物語の力を利用する

読まれる広告の裏テクニックとは【ストーリー仕立て】にすることです。

ストーリー仕立ての広告は、90年代の美容・健康業界でよく見かけられました。

「ストーリーオープニング」と呼ばれる技法で、人間味を感じさせるキャッチコピーから始まります。

そして次にストーリーを展開させていくわけです。

ですから、読者は物語を読むように広告を読んでいくのです。

ある広告をご紹介します。

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「仲のいい御姉妹ですね」お店の人はそう言ったけど本当は私たち親子なのよ
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まず、↑この部分が「ストーリーオープニング」です。

キャッチコピーなのですが、読者は広告を読んでいるような気分になりません。

そして以下のストーリーが展開されていくのです。

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1年前までは単なるオバさん。

おしゃれには興味がないしお化粧なんてしたこともなかったくらい。

でも清潔にしていれば誰に迷惑かけるでもなし、でしょ?

でもある日、子どもに泣かれてしまったんです。

「お母さんはお婆ちゃんみたいで恥ずかしい」と。

鏡を見るとおばあさんが確かに映っていました…

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<中略>

ズボラな私でも続けられたのは簡単だから。

でもいちばん効果があったのは「キレイになったね」このひと言!

あなたにもこんな快感を味わってほしいから・・・
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6.まとめ

活字広告を読ませるのは、とても難しいことです。

しかし、このようにキャッチコピーの作り方を工夫し、全体にストーリー性を出していくと、本文に引きこむことはたやすくなってきます

特に、共感を得られる物語りが展開できれば、読者は自分の頭の中で勝手にイメージを膨らませてくれるのです。

そうです。

あなたが書いた広告で、読者がイメージした映像は・・・

広告が伝える内容以上に「雄弁で強いもの」になるということです。

ストーリー性があるキャッチコピーの広告は、読んでもらえる可能性がかなり高くなります。

読者は、自分の経験・体験と共通するところがあったり「共感」を覚えるような「タイトルや見出し」を心の中に留めるのです。

そうして、その「ストーリーの結末にある成功」を自分にも与えてくれるものとして、その商品が「気になる」存在となるのです。

ぜひ、工夫してみてください。そしてあなたが広告で使って効果があった物語りをシェアしてくれたら・・・

素晴らしい貢献です!!では(^_-)-☆