あなたは本当に男?本当に女?
こんにちは、牧野です。私は常々「ビジネスの謎は、男性性と女性性を理解していないから生まれる」とお伝えしています。
今回は、あなた自身が「男性性」が強いのか、逆に「女性性」が強いのかをテストしてみたいと思います。
男性性と女性性を活かしたお店やサロンの運営方法は、以下の記事にまとめておきましたので、ぜひ、復習を兼ねてお読みください。
さて、まずはあなたの本質が「男より」なのか「女より」なのかをテストしてみましょう。
以下の質問に対してAかB、どちらに当てはまるかを判断していってください。
質問の答えはあまり考えず、直感でAかBを選んでくださいね。そして、Aを何個選んだか、その数を覚えていてください。
【目 次】
1.コミュニケーションタイプチェックシート
※Aの数を数えておいてくださいね
1.人からほめられるときには
A:「すごい!」と言われたい
B:「さすが!」と言われたい
2.どちらかというと
A:無口
B:おしゃべり
3.観に行きたいのは
A:興行成績全米1位の映画
B:ヨーロッパで評価が高い映画
4.異性からのアプローチ、グッとくるのは
A:思わせぶりな態度
B:ストレートな告白
5.働く上で求めるのは
A:出世や実績に結びつく仕事
B:自分にしかできない仕事
6.好きなことわざは
A:「石の上にも三年」
B:「案ずるより産むが易し」
7.得意先からのクレーム、反射的に思うのは
A:なめられたくない
B:怒らせたくない
8.心の中でうっすら思っているのは
A:「大人になんかなりたくない」
B:「ちゃんとした大人になりたい」
9.どちらかというと苦手なのは
A:ブレインストーミング(自由なアイデア出し)
B:プレゼンテーション(きちんとまとめて発表)
10.たまの休日。行きたいのは
A:顔なじみの行きつけの店
B:気になっていたニューオープンの店
11.仕事上のトラブル。まずは
A:上司に報告
B:仲のいい同僚に相談
12.靴を買いに行くとしたら
A:事前にリサーチをして、靴屋や靴売り場を丹念に回る
B:いろいろ見て回って、結果的にカバンを買うこともある
13.どちらかというと占いは
A:嫌い
B:好き
14.ゆっくり時間がとれて本を読むとしたら
A:知識が身につくビジネス書
B:人の心の機微を描いた小説
以上です。
Aを選んだ数はいくつでしたでしょうか?
2.診断結果
では、あなたは「男より」なのか、「女より」なのかをチェックしてみましょう。
「ド男タイプ」Aの数が11~14
「ド男タイプ」のあなたは、誰に対しても非常に「男性的」なコミュニケーションをとってしまいます。
もし、あなたが女性なら、学生時代や若いころは女子との人間関係に悩んだり、苦労したかもしれません。
「男タイプ」Aの数が7~10
「男タイプ」のあなたは、やや「男より」ではありますが、女性のことも理解しながらコミュニケーションをとれる人です。
もし、あなたが女性なら、とってもサバサバとしていて、男友達も多く、女性からは頼られるタイプでしょう。
「女タイプ」Aの数が4~6
「女タイプ」のあなたは、バランス感覚がよく、仕事やプライベートを充実させる力があります。
やや「女より」のコミュニケーションタイプということで、もし、あなたが男性なら、女性から「話やいす人だな」と思われているでしょう。
「ド女タイプ」Aの数が0~3
「ド女タイプ」のあなたは、男性的な考え方や行動を理解することがほぼできませんし、幼さとかわいさで武装しているようにも見られてしまいます。
もし、あなたが男性なら、男性よりも女性と話しているほうが「楽だ」と感じることが多いでしょう。
3.男と女のコミュニケーションの違い
男と女のコミュニケーションの取り方は決定的に違います。
男性的なコミュニケーションと女性的なコミュニケーションは、どちらが優れていて、どちらが劣っているかというものではく、脳の構造や心理的な特徴、社会的な風習から「違い」が出てくるものなのです。
重要なことは、両者のコミュニケーションのタイプがあまりに違うので「わかり合うのは無理」といっても大げさではないところです。
「同じ人間だから」などと考えて、中途半端に理解しようとしたり、相手を矯正(きょうせい)しようとするものなら、お互いがもの凄いストレスを抱え合う羽目になってしまいます。
これは「対お客さま」だけでなく「対スタッフ」にも大きく関係してくることです。
たとえば、「ド男タイプ」の店長が「ド女タイプ」のスタッフに注意をしたとします。
果たして、その注意はスタッフにちゃんと伝わり、ド女スタッフは店長の言うとおりになるでしょうか?
答えは簡単です「なりません」。
なぜなら、ド男タイプの人と、ド女タイプの人では、会話のニュアンスや思考回路、センス、人間関係の取り方、価値観など、すべて全く違うからです。
4.どんな対策を講じたらよいか
「あなたのタイプ」があるように、お客さんにもスタッフにも「タイプ」があります。
この組み合わせが反発するような組み合わせですと、どんなに誠意を尽くしたとしても「そもそも伝わらない」ので、無駄なエネルギーを消費することでしょう。
私のお勧めは、スタッフの採用試験や面接時、お客さんが新規で来店したときにアンケートなどで答えてもらい、あらかじめ「どのタイプ」なのかを把握しておくだけで、その後の対応がよりスムーズになります。
たとえば、ド女タイプのスタッフに男タイプの店長が指導したときには「なんでわからないんだ」「どうして理解できないの」が大幅に減るでしょう。
お客さんに対しても、ド男タイプのお客さんには、男タイプの女性スタッフを担当にすれば、非常に円滑なコミュニケーションが取れるということです。
5.最後に
最後にまとめとして「男と女の違い」を11パターンほど紹介しておきます。
この違いをよく覚えておいて、明日からの人間関係や、お客さんとの関係を、より円滑に構築していってください。
01
男:男は察するのが苦手
女:女は説明するのが苦手
02
男:男は理屈で動く
女:女は感情で動く
03
男:男の頭の中は「縦社会」
女:女の頭の中は「横社会」
04
男:男は「権力」を与えれば喜ぶ
女:女は「安定」を与えれば喜ぶ
05
男:男は「結果」を重視する
女:女は「過程」を重視する
06
男:男はほめてもらいたい
女:女はわかってもらいたい
07
男:男はモノタスク(ひとつの事に集中してしまう)
女:女はマルチタスク(いっぺんに複数のことができる)
08
男:男は分析されたくない
女:女は言い当てられたい
09
男:男は「世界」から認められたい
女:女は「世間」から認められたい
10
男:男は「プライド」を食べて生きている
女:女は「パン(現実)」を食べて生きている
11
男:男は使えないものを集める
女:女は使えそうなものを捨てられない
では(^_-)-☆