予約が埋まるサロンの法則

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結局お客さんは何が欲しいのか?

こんにちは、今回はコピーライターとして投稿する牧野です。

あなたがもし、お店やサロンを経営している人なら、お客さんが欲しがるものを知りたいと思いませんか?

お客さんが欲しがるものを知り、それを提供したら、確実に売上げがアップするわけですから、その情報は貴重ですよね。

f:id:mackey385:20200706100240p:plainしかし、お客さんが欲しているものをなかなか見つけられず、四苦八苦しているお店やサロンの経営者が大勢いるわけです。

今回は、どんなご商売にも当てはまる「お客さんが本当に欲しいもの」についてお話ししたいと思います。

【目 次】

 

1.どのお客さんにも共通する欲とは

私は今までに様々な人たちと出会い、ビジネスにおいても多くのお客さんや専門家の先生たちと出会ってきました。

そして、いろいろな種類の相談や話を聞いていく中で、どんな人にも共通点があることが解りました。

人が欲しがっていることは「どんな人でも同じだった」のです。

・起業家も
・会社員も
・母親も
・一般消費者も

同じことを欲しがっているのです。

で、人は何を欲しがっているかというと…

「その時の自分の状態を変えて、その時の自分の感情を変えたい」ということを欲しているのでした。

 

2.感情を変化させたい私たち

仮に、あなたがお店の店長だとしましょう。店長さんなので、日々お客さんと会いますよね。

お店で会ったお客さんが何を望んでいるかというと、望んでいるのは感情の変化です。

人が望んでいる感情の変化は、様々な名前で呼ばれています。

たとえば

◆「退屈」と感じている人は「面白い」という感情になりたい
◆「怖い」と感じている人は「楽しい」という感情を得たい
◆「痛み」を感じている人は「安らぎ」という感情を求め
◆「緊張」を感じている人は「リラックス」という感情を欲する

このように、その時々で様々な感情の変化があり、自分にとって良い方の感情の変化を欲しがっているのです。

 

3.「ウルトラマン」と「セーラームーン

人は「変化(tranceformation)」が欲しい。

名称未設定のデザイン (6)

だからこそ「変化」を与えるのが商売というわけです。

お客さんがあなたの商品やサービスにお金を出したり、出さなかったりすることには、ちゃんと理由があるのです。

その理由とは・・・

お客さんは「感情の変化」が欲しいので(「人は常に感情を変化させたい」と思ってお客さんと接してみてください)、それが叶いそうならお金を払うし、叶いそうもなければ払わない。

ただそれだけです。

感情の変化は、子どもの頃から私たちが求めているものです。男の子は「変身」が大好きです。

仮面ライダー
ウルトラマン
ガッチャマン

とにかく「変化」を求めました。

女の子も「変身」が大好きです。

・シンデレラ
・秘密のアッコちゃん
セーラームーン

このように「変化」は無意識に求められ、古今東西、人の「欲」を掻き立ててきたことは言うまでもありませんよね。

 

4.中毒性がある「感情の変化」

人は「それが気持ちいい」という感情の変化が欲しいのです。

「結局人は何が欲しいのか?」
全員「感情の変化」が欲しいのです

このことについてあなた自身で試して下さい。

あなたが

・欲しいもの
・欲しいこと
・欲しい状態

これらが何であれ、今すぐ挙げてみてください。そして、なぜそれが欲しいのかと自分自身を問い詰めてみてください。

すると「自分の感情を変化させたい」ということに行き着きませんか?

必ずあなたは、何らかの状態の変化で、何らかの感情の変化を求めていますよね。

感情の変化を求めて「その状態が欲しい」と思っているのです。

「お金が欲しい」と言っても、実際はお金が欲しいのではありません。

お金を持つことによって「自由」が得られるという「安心感」や「開放感」が欲しい。

お金が自分に「気持ちの変化」を与えてくれると思うからです。

だからお金が欲しいと思うのです。

人間関係でも「素敵な彼女が欲しい」「優しい彼氏が欲しい」とよく耳にしますが、素敵な彼女や優しい彼氏が欲しいわけではありません。

そんな彼女や彼氏を持つことで「自分の感情の変化が欲しい」のではありませんか?

 

5.「感情の変化」を人任せにする人々

多くの人たちは、ここで大きな間違いを犯しがちになります。

その間違いとは「自分の感情は自分以外のなにかに影響され、そこから自分の感情がコントロールされている」と思い込んでしまうということです。

これは本当に大きな間違いです。

童話の「青い鳥」を思い出して下さい。

幸せの青い鳥を探して旅しても、青い鳥と思って捕まえた鳥は違う鳥ですよね。

画像2

あなたの気持ちや感情や状態は、外側から飛び込んできたり、外側に探すものではなくて、あなたの内側に存在し、心の中から来るものなのです。

だから、本当は今の状態でも「変化」をさせることができるのです。

しかし、人は商品やサービスを外部から買って、自分の感情を変化させようとします

これは今始まったことではないし、今後も続いていくことなのですが・・・

理解だけはしておいてください。

 

6.コピーライティングを学びませんか?

まずは、お客さんの感情を「いかに変化させてあげられるか」だけを考え、宣伝文句を作ってみてください。

それが、コピーライティングの原点です。

ここを心から解っていないと「形だけの心に響かない宣伝文句」になります。

結果、集客につながらないし売れません。

このように最終的に「人の感情の変化」を突き詰めて考えていくと、コピーライティングというスキルは避けて通れないのです。

だからこそコピーライティングは「世界最強のスキル」だと私は信じられるのです。

 

7.まとめ

人は、退屈なときは刺激を求め、刺激で満たされると安らぎを求めます。

ようは「ないものねだり」が人間の本性なのですね。

だからこそ「この人はこんな人だ」と決めつけないで「この人は今どんな状態で、どんな感情になりたいか」という見方をするほうが、その人の心により響くのです。

宣伝するときの参考にしてください(^_-)-☆